世界で初めてゲームが開発されたのは1972年。
歴史的に見ればそんなに時間は経っていないにも関わらず、今やゲームは仕事にできる可能性があるくらい流行しています。
そんなゲームですが、プレイするだけではなく作ることを経験したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「専門知識が必要で難しそう。」
「膨大な量のコードを書くなんて気が引ける。」
興味があっても、いざ手を付ける前にそのように考えてしまう方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?時代は進んでいます。
今や少し勉強期間は必要となりますが、感覚的にゲームを作れるエンジンも開発済み。
そんな不安を解消するために、例として「Unity」について紹介していきます。
Unityを3ヶ月で習得するための準備
結論、必要なものはPCとUnityを使う環境設定、教材です。
まず、PCについてですが、OS、GPUは用途次第、CPUはIntel Core i7(8コア) 以上、メモリは16GB以上、ストレージは512GB以上が推奨されています。
次にUnityを使う環境設定ですが、WebにてUnity 環境設定で検索すると日本語のマニュアルが出てきますので、それに従い用途に合わせたインストールを行いましょう。
後にインストール例も挙げております。
最後に教材ですが、大きく分けて4種類。
- 書籍
- 動画教材
- Webサイト
- スクール学習
以上が代表的なUnity学習の教材となります。
Unityとは?
Unityとは、ユニティ・テクノロジーズ社が開発した「ゲームエンジン」です。
ゲームエンジンと定義されていますが、実際にはゲームの実装環境だけではありません。
エディタや拡張機能などの開発環境、モバイルや家庭用ゲーム機などで実装が可能なデータを1つのソースから作成する機能も有しています。
Unityは2Dおよび3Dゲームの開発に広く使用され、無料版でも多くの機能が利用可能。
初心者にも扱いやすいインターフェースを持ち、多くの学習リソースも提供されています。
Unityは3ヶ月で習得できるの?
結論、可能です。
理由は、「テックアカデミー Unityコース」という教材の内容が最短で4週間。
人とお金の力を使えば、実は1か月程度でも習得が可能なのです。
「独学では厳しいの?」
そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?ご安心ください。
Unityは独学でも十分勉強して実践に移せるくらいの教材が多数用意されています。
用途も様々なため、あなたに合う勉強方法がきっと見つかるはず。
Unityを学習するための準備
Unityを学習するためには PCとUnityを使う環境設定、教材が必要と前述しました。
その中の環境設定の例として、公式サイトからUnity Hubをダウンロードおよびインストールする方法を説明します。
そもそもUnity Hubとは、Unityのバージョン管理、プロジェクト管理、ライセンス管理を一元的に行うことができるアプリケーションです。
ソフト単体ではカバーできないことまでやってくれる優れものだと思ってください。
ダウンロードは公式サイトで行い、Unityのアカウント作成後、Unity Hubを起動します。
使いたいUnityのバージョンを選択すれば、Unity Hubの準備完了です。
3ヶ月でUnityを習得するための方法
ここからはUnityを3ヶ月で習得するための方法として、独学とスクールの両方を比較して説明します。
実際どちらが正解かどうかはあなた次第です。
お金に余裕があって時間短縮したいなら、スクール学習。
時間があって安価で勉強したいなら、独学。
大切なのは継続することです。
挫折しそうになったらスタイルを変えてみるのも良いかもしれません。
勉強スタイルも得意不得意がありますから、以下に示す内容を参考にしてください。
Unityを独学で勉強するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
コストが低い | サポートが少ない |
自分のペースで学べる | 挫折しやすい |
いつでも学習が始められる | 学習の進捗管理が難しい |
多様なリソースを活用できる | 信頼性の低い情報に頼る可能性がある |
このように、独学は自由度が高くコストも安価。
しかし、どうしても時間がかかりやすく管理や挫折と常に向き合い続ける必要があります。
自己管理が得意な方や情報リテラシーの高い方は独学向きと言えるでしょう。
デメリットは現代技術を使って対応するのがおススメです。
例えば、学習の進捗管理に対しては既存のスマートフォンアプリで簡略化。
信頼性の低い情報には、様々なサイトをはしごして類似点を探すことで対応可能です。
独学の一番大切にすべき心構えは「とにかく続ける」こと。
目標を設定して、タスクと成果を明示化することによりモチベーション維持にもつながります。
成功体験を積み上げることで自信向上にもつながり、楽しくなってくるかもしれません。
まずは大きな目標を作ってそこから逆算、小さな目標をいくつか作って成功体験を積み上げてみてください。
Unityをスクールで勉強するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
短期間で効率的 | コストがかかる |
メンターがいる | 始めるまでに時間がかかる |
就職や転職サポートがある | 自分のペースで進められない |
挫折しにくい | ライブ授業で復習ができないことがある |
このように、スクール学習は短期間で効率的、加えて困ったらすぐに相談可能。
しかし、どうしてもコストがかかることは避けられません。
経済的に余裕があり効率を最重視する方や、挫折せずに確実に習得したい方に向いています。
デメリットとして始める前に時間がかかるとありますが、ここはむしろ時間をかけてもいい部分でもあります。
基本的に時間がかかるのはスクール選びでしょう。
しかしスクール選びを慎重に行い、自分に合っていると感じた場合はここで挙げたデメリットがなくなるかもしれません。
例えば、コストに関して。
少々コストがかかったとしても、コースやセットで値下げされているなどコストパフォーマンスが高いサービスなどが挙げられます。
スクール学習は確実に習得できる可能性が高いです。
一種の自己投資としてスクールでUnityを習得するのもいいかもしれません。
Unityを3ヶ月で学ぶならUnity入門の森を活用しよう
この時点で、独学でUnityを学びたいと考えている方、スクールに通う予定だけど基礎固めをしっかりしたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?独学の方は特に教材の質などを見極めるために時間を使わなければなりません。
ここでは、そんな方たちへ向けた学習サイトの「Unity入門の森」について解説していきます。
Unity入門の森の概要と特徴
そもそも「Unity入門の森」とは、初心者向けの詳細なチュートリアルやプロジェクト例が豊富に用意されており、実践的なスキルを身に着けるための教材が揃っています。
かわいいキャラクターやチャット方式で内容が記載されているため、論文のように堅苦しくなく気軽に読むことができるのが魅力です。
さらに学習サイトだけではなくYouTubeや書籍なども展開しています。
他の学習サイトは「Unityの見た目」に重点を置いたものが多いです。
対して、Unity入門の森は「プログラミングの中身」の方に重点を置いて、初心者でもわかりやすいように一つ一つ丁寧に解説しています。
プログラミングに関して、大まかな理解ではいつか詰まってしまう瞬間ができてしまうかも知れません。
Unity入門の森を利用すれば、基礎をしっかり固めることができるでしょう。
公開している講座でUnityを学習しよう
Unity入門の森には無料のもの、有料のもの合わせて多数の講座があります。
初心者向けからどんな講座があるか見ていきましょう。
初心者向けの無料の講座でおススメな講座は「Unity C# ビリアードの作り方」です。
Unityの使い方や物理エンジンの基本的な使い方、マウスクリックやスマートフォンでのタップを実装してモノを動かす方法が身につきます。
講座は全部で4回構成。
開発工程のボリュームは小規模です。
ビリアードを作れて、Unityの使い方も十分に理解できた方は初心者脱却です。
ここから先は有料コンテンツとなりますが、規模も大きくなり本格的になります。
脱初心者のあなたには「Unity 2Dアクションの作り方 ロックマン風横スクロールアクションゲームを作る」という講座をおススメします。
ギミックが搭載されたマップの作り方やボスキャラ、そして敵の武器を取得して別ステージで攻略に活かせるなどのシステムを0から作ることが可能です。
講座は全部で16回構成。
開発工程のボリュームは中~大規模です。
2Dアクションゲームまで作れたあなたはもう上級者レベルに挑戦できるでしょう。
挑戦者のあなたには「Unity 本格カードゲームの作り方 ハクスラローグライク×デッキ構築型カードバトルRPG『呪術迷宮』を作る」という講座をおススメします。
こちらのゲームは実際にリリースされたゲームですので、かなり実力がつくはずです。
講座は全部で22回+1回。
開発工程のボリュームは大規模です。
ぜひ、実際に作ってみて「作る楽しさ」を体感してみてください。
まとめ
- Unity習得に必要なものはPC・環境設定・教材
- Unityは独学でも3ヶ月あれば実装まで可能
- 独学は自由度が高くコストも安価
- スクール学習は短期間で効率的
- 教材に迷ったら「Unity入門の森」
いかがだったでしょうか。
この記事ではUnityを3ヶ月で習得するための具体的な方法とリソースを活用する方法を紹介しました。
学習プランを立て、計画的に学習を進めることで、効率的にUnityを習得できるでしょう。
Unityは人気ゲームエンジン故に、初心者でも安心して学習に取り組めるようなサイト、書籍や動画教材などが多数存在しています。
少しでもプログラミングやゲーム製作に興味を持たれた方。
ぜひ、Unity入門の森から始めてみるのはいかがですか?Unityをマスターするために、今すぐ学習を始めましょう!