ゲームプログラミング独学ブログ

ゲームプログラミングを初心者・未経験から独学で身に着けるための情報をまとめていきます。Unityを使った2D・3Dゲームの開発方法やゲームクリエイターになるための情報もまとめていきます。

Unityのバージョン管理について

Unityのバージョン管理は、プロジェクトの安定性を保ち、効率的な開発を進めるために非常に重要です。

以下では、Unityのバージョン管理の方法とその利点について解説します。

Unity Hubでのバージョン管理

Unityのバージョン管理は、Unity Hubを使用することで非常に簡単になります。

Unity Hubを使うことで、複数のUnityバージョンをインストールし、プロジェクトごとに適切なバージョンを選択して使用することができます。

Unity Hubのインストールとセットアップ

まず、Unity Hubをインストールします。インストール後、Unityアカウントでサインインし、プロジェクトごとに使用するUnityバージョンを管理できます。以下は基本的な手順です。

  1. Unity Hubをダウンロードしてインストールします。
  2. インストール後、Unityアカウントでログインします。
  3. 「インストール」タブから必要なUnityバージョンを選択してインストールします。
  4. 各プロジェクトごとに適切なUnityバージョンを選択して使用します。

参考: Unity Hubの使い方

Unity Version Controlの使用

Unity Version Control(旧称: Plastic SCM)は、Unityに統合されたバージョン管理システムです。

これは特にチームでの開発において非常に有効です。Unity Version Controlを使用することで、プロジェクトのバージョン管理が容易になり、複数の開発者が同時に作業を進めることができます。

Unity Version Controlの設定

  1. Unity Dashboardでアカウントを作成し、組織を設定します。
  2. Unityプロジェクトを作成し、Unity EditorのメニューからUnity Version Controlを有効にします。
  3. 必要に応じてメンバーを招待し、チームでのコラボレーションを開始します。

参考: Unity Version Controlの使い方

GitHubとSourceTreeを使ったバージョン管理

Unityプロジェクトのバージョン管理には、GitHubSourceTreeを使用する方法もあります。これにより、より広範なツールと連携してプロジェクトを管理できます。

GitHubとの連携手順

  1. GitHubアカウントを作成し、リポジトリを作成します。
  2. Unityプロジェクトフォルダに.gitignoreファイルを追加し、不要なファイルを除外します。
  3. SourceTreeをインストールし、GitHubリポジトリと連携させます。
  4. 変更内容をコミットし、プッシュしてリポジトリに反映させます。

参考: GitHubとSourceTreeの連携方法

Unityバージョンの選び方

Unityのバージョンは数多くあり、どのバージョンを使うか迷うことも多いでしょう。以下はバージョン選択の際のポイントです。

LTS(Long Term Support)バージョンを選ぶ

LTSバージョンは長期間サポートされる安定したバージョンです。新しい機能が必要ない場合は、LTSバージョンを選ぶと良いでしょう。

最新機能を試したい場合はアルファやベータ版

新機能をいち早く試したい場合は、アルファ版やベータ版を使うこともあります。ただし、これらのバージョンは不安定であるため、本番環境では使用しない方が良いでしょう。

プロジェクトに適したバージョンを選ぶ

プロジェクトの要件に応じて、適切なバージョンを選択します。例えば、特定の機能が必要な場合や、他のツールとの互換性を考慮する場合などです。

参考: Unityバージョンの選び方

まとめ

  • Unity Hubを使って簡単に複数のUnityバージョンを管理
  • Unity Version Controlでチーム開発の効率化
  • GitHubとSourceTreeを使ったバージョン管理で柔軟なプロジェクト管理
  • LTSバージョンの使用で安定した開発
  • アルファ版やベータ版で最新機能をキャッチアップ

これらの方法を組み合わせることで、Unityプロジェクトのバージョン管理を効率的に行うことができます。まずはUnity Hubを活用してバージョン管理を始めてみてください。