ゲームプログラミング独学ブログ

ゲームプログラミングを初心者・未経験から独学で身に着けるための情報をまとめていきます。Unityを使った2D・3Dゲームの開発方法やゲームクリエイターになるための情報もまとめていきます。

Unityでビルボードを作る方法

Unityでビルボードを作成する手順について説明します。ビルボードは、2Dの平面にテクスチャを貼り付け、常にカメラの方向を向くようにする技術です。これにより、2Dオブジェクトを3D空間でリアルに見せることができます。

ビルボードスクリプトの作成

ビルボードを作るための基本的なスクリプトを作成します。このスクリプトを対象のオブジェクトにアタッチします。

スクリプト例:

using UnityEngine;
public class BillBoard : MonoBehaviour
{
void Update()
{
Vector3 cameraPosition = Camera.main.transform.position;
cameraPosition.y = transform.position.y; // Y軸の回転を固定する場合
transform.LookAt(cameraPosition);
}
}

このスクリプトは、オブジェクトが常にカメラの方向を向くようにします。transform.LookAtメソッドを使用して、オブジェクトがカメラの位置を向くようにしています。

参考記事: おもちゃラボネコニウム研究所

平面オブジェクトの準備

次に、ビルボードに使用する平面(Plane)オブジェクトを作成し、テクスチャを貼り付けます。

  1. ヒエラルキーで右クリックし、3Dオブジェクトから「Plane」を選択します。
  2. Planeに適用するテクスチャをプロジェクトにインポートし、Materialを作成します。
  3. PlaneオブジェクトにMaterialをドラッグ&ドロップして適用します。

オブジェクトの配置

Planeオブジェクトを適切な位置に配置します。回転を考慮する場合、親オブジェクトを追加してその子オブジェクトとして配置することも有効です。

実行結果の確認

ゲームを実行して、ビルボードが常にカメラの方向を向いていることを確認します。カメラを移動させると、ビルボードが適切に回転しているかどうかを確認できます。

参考記事: いぬおさんのおもしろ数学実験室

まとめ

  • ビルボードスクリプトを作成し、オブジェクトにアタッチする。
  • 平面オブジェクトにテクスチャを適用する。
  • オブジェクトを適切に配置し、カメラの方向を向くように設定する。

これらの手順を実行することで、Unityでビルボードを効果的に作成することができます。