ゲームエンジンと言えばUnity。
仕事や趣味でゲーム開発を行っている方はこのように思われる方が多いかもしれません。
しかし、どれだけ使いやすいエンジンを使ったとしても多少の勉強は必要不可欠。
Unityも例外ではありません。
本やサイト、動画、スクールなど勉強方法は多数存在します。
今は無料でも有益な情報が手に入れられる時代なので、サイトで勉強する方も多いのではないでしょうか。
「Openbook Unity入門サイト」というサイトがあり、おすすめです。
このように言いたいところですが、現在は利用できない状況にあります。
この記事では、Openbook Unity入門サイトがどんなサイトだったのか、またその現状と代わりのおすすめサイトを紹介していきます。
これから勉強を始めたい方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
Openbook Unity入門サイトとは?
http://ww38.openbook4.me/projects/161
こちらはOpenbook Unity入門サイト”だった”ものです。
今ではこのようにUnityを学ぶどころか、何をしているのかわからないサイト。
ちなみに調べても出てきません。
そもそも、Openbook Unity入門サイトを知らない方が多いはずなので紹介します。
- 「1からみっちり学びたい」
- 「複数のゲームの作り方を学びたい」
このような思いのある方におすすめなサイトで、細かいところまで徹底的にまとめられているサイトでした。
一通り終わらせるとブロック崩しや立体迷路、2Dスクロールゲーム、ツムツム風パズルなどのゲームが作れるようになるサイトでした。
無料でゲーム開発技術が習得できる優良サイトだったのですが、なくなってしまった以上おすすめはできません。
Openbook Unity入門サイトの代わりのサイトは存在する?
「Openbook Unity入門がなくなったのは分かったけど、代わりになるサイトはある?」そう思われた方が大半でしょう。
ご安心を。
もちろん、あります。
しかも、5つご用意いたしました。
- Unity公式
- ドットインストール
- おもちゃラボ
- Udemy
- Unity入門の森
以上が今回紹介する5つのサイトです。
それでは1つずつ見ていきましょう。
代わりのおすすめサイト5選
Unity公式【チュートリアルが充実!】
https://learn.unity.com/course/unity-tutorials-for-beginners-jp
Unityは公式でUnity Learnというサイトを展開しています。
強みは初心者がゲーム開発に慣れるまでのコンテンツとしてトレーニング用チュートリアルが多数存在すること。
代表的な「Unity初心者向けチュートリアル」では、初心者用に玉転がしから始めて最終的にはコードで作成する内容のコースです。
さらには2Dと3Dどちらにも対応できるようなチュートリアルがあります。
ユニークな絵柄で難易度や必要予測時間なども親切に書いてくれているため、とっつきやすい内容です。
デメリットとして英語表記なこと。
しかし、現代では自動翻訳機能も充実しているため十分活用できるでしょう。
ドットインストール【隙間時間に勉強!】
https://dotinstall.com/lessons/basic_unity_v2
ドットインストールの強みは短時間の動画学習のため、時間の有効活用が可能なこと。
基本的には無料で利用でき、基礎からゲームの動作確認まで網羅的に学ぶことができます。
また、Unity以外にも多数学習内容があるため、Unityだけに限らず様々なアプリ・ゲーム開発に役立つ知識を習得できるのも魅力です。
しかし、ゲーム開発などのプログラミング技術を習得するのに一番効率的なのはとにかく手を動かして色々なものを作ることに限ります。
動画を見ただけでは、習得はほぼできないかもしれません。
ドットインストールでの勉強方法としては、隙間時間には予習・復習を兼ねて動画の視聴、内容をざっくり抑えたのち実践を通して身体に吸収させるのがおすすめです。
おもちゃラボ【Unityの教科書の作者が運営!】
https://nn-hokuson.hatenablog.com/entry/2016/07/04/213231
おもちゃラボの強みは有名な書籍の著者が運営しているサイトのため、書籍との併用学習も可能なこと。
おもちゃラボのサイト自体は1記事10分で終わる記事を6つ作成し、1つのシューティングゲームを作る流れです。
画像の数が多く初めてでも感覚的に作れるでしょう。
しかし、感覚的に理解するだけでは応用が効かなくなることもしばしば発生します。
そんな時に必要なのは「論理的思考」です。
書籍のメリットは論理的思考を学習できる点とすぐに振り返りができる点。
つまり、書籍と併用することでより深い理解を得ることができ、今後の学習理解度や技術に大きく影響するということです。
おもちゃラボを利用する際はサイト単体ではなく書籍を利用して学習するのがおすすめです。
Udemy【プログラミングからデザインまで豊富な学習内容!】
https://www.udemy.com/ja/topic/unity/
Udemyの強みは基本有料ですが、それに伴ったクオリティの高い学習内容とデザインなども学べる豊富さがあること。
学習形態はドットインストール同様に動画視聴で学習していくものとなっています。
そして何より分からないことは講師に相談できることが魅力です。
独学で進めていると、どこかでつまづく時が出てきます。
ゲームの倫理観やプログラミング技術などしっかりと理解していないとその場はしのげても後々つまづくかもしれません。
そんな時に相談できる相手がいるのといないのとでは全く違います。
相談できる相手がいない場合はもちろん自分で調べて解決しようとするのですが、勉強し始めの知識や経験では解決できないこともありますし、解決できたとしても完全に理解することはできないでしょう。
Udemyは有料でも高いクオリティの学習内容と分からないときは聞ける環境が欲しい方におすすめです。
Unity入門の森【実践的なスキル蓄積!】
https://feynman.co.jp/unityforest/
Unity入門の森の強みは「Unityの見た目」ではなく、「プログラミングの中身」に重点を置いているため、実践的に作りながら学習が出来るコンテンツが多いこと。
まずはビリアードの作り方から学んで、Unityの使い方や物理エンジンの基本的な使い方、実装してモノを動かす方法を身に着けます。
初心者向けに作られているため、かなり丁寧に解説。
ゲームに必要な要素を実際に作りながら習得していけるということです。
ここまでは無料コンテンツなのですが、さらに成長したい方は有料コンテンツにも触れてみていただきたいです。
Unity入門の森は段階的な習得が出来るようになっており、初心者から上級者までのレベル分けがはっきりしているため、自分は今どのレベルなのかを知ることもできます。
上級者になってくると、実際にリリースされたゲーム開発も経験できるため、実際に作るときのギャップが少なくて済みます。
Unity入門の森は確実に理解を積んでいきたい方や段階的に学んでいきたい方、ひたすら何かを開発して量をこなしていきたい方におすすめです。
まとめ
- Openbook Unity入門は現在使用不可
- 無難にUnityを習得したいならUnity公式
- 隙間時間に無料動画視聴による学習をしたいならドットインストール
- 論理的思考で理解を深めていきたいならおもちゃラボ
- 有料でも高いクオリティの学習内容とメンターが欲しいならUdemy
- 段階的に学び、量をこなしていきたいならUnity入門の森
いかがだったでしょうか。
Openbook Unity入門が使えなくなったのは残念ですが、代わりのサイトは多数存在。
ご自分の状況や価値観に合わせたサイトを選んでいただければ、きっと学習はうまくいくでしょう。
一度言いましたが、プログラミング技術は手を動かして色々なものを作ることが一番効率的です。
質も重要ですが、勉強し始めは量をこなしていきましょう。
この記事を参考に、あなたに最適な勉強方法が見つかれば幸いです。